VagrantでのUbuntu 18.04環境の構築方法

VagrantでUbuntu 18.04の開発環境を用意したので、簡単に記載しておきます。

そもそもVagrantとは？

冒頭で、Vagrantとか記載してますけど、知らない人向けに説明します。Vagrantは、VM環境を管理できるコマンドラインツールです。vagrantのコマンドで簡単にVMを作成できます。VMを起動してOSのインストールとかやらなくていいです。そのへんも勝手にやってくれます。簡単にVM環境を構築できるツールだと思っていただければ、それだけでOKです。

Vagrantのweb site

※Vagrantのインストール方法は、Vagrantのインストール方法を参考してください。

前準備

以下、インストール済みであること。

Vagrant
VirtualBox

環境

HostOS: Windows10

VagrantでUbuntu環境の構築

※gitbashで以下の作業をしている。

Ubuntu用のディレクトリを作成する。

$ mkdir ubuntu
$ cd ubuntu

Vagrantfileを作成するための初期コマンドを実行する。VagranfileにはVMの環境設定内容が記載されており、vagrantでVMを起動する際に必要となる。

$ vagrant init bento/ubuntu-18.04
A `Vagrantfile` has been placed in this directory. You are now
ready to `vagrant up` your first virtual environment! Please read
the comments in the Vagrantfile as well as documentation on
`vagrantup.com` for more information on using Vagrant.

lsでファイルを確認してみると、Vagrantfileができているはず。

$ ls
Vagrantfile

追記と書かれた行を追加する。HostOSから、VMへSSH(SSHクライアントから)でログインしたいので、private_networkを追加している。それと、メモリも2GBはほしいので追加している。
※ここではわかりやすいように #が付いていてコメントアウトされている部分はのせてません。

$ vi Vagrantfile
Vagrant.configure("2") do |config|

  config.vm.box = "bento/ubuntu-18.04"

  config.vm.network "private_network", ip: "192.168.XX.XX" # => 追記

  config.vm.provider "virtualbox" do |vb|
     vb.memory = "2048" # => 追記
  end

end

最後に、以下コマンドを実行すれば完了。VMが起動する。

$ vagrant up
Bringing machine 'default' up with 'virtualbox' provider...
==> default: Box 'bento/ubuntu-18.04' could not be found. Attempting to find and install...
    default: Box Provider: virtualbox
    default: Box Version: >= 0
==> default: Loading metadata for box 'bento/ubuntu-18.04'
...

起動したvagrantを停止するには以下のコマンド！